2011/2/21-28モロッコ下見レポート

-----モロッコ下見レポート 1 モロッコへ--------------------

モロッコに行ってきました。
これは9/16(金)〜9/25(日)の10日間で予定しているサイクリングツアーの下見です。
ジープで走り回ることが中心で、自転車に乗った時間はそれほど多くはないのですが、
その魅力というものをしっかりと発掘&チェックしてきました。

そして結論。
モロッコのサイクリングはサイコー!
ボクの目に狂いはなかった(笑)


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ここがモロッコ。
アフリカといっても、スペインのお隣という感じ。
実際、フェリーで40分ほどで渡れるそうです。
ユーロナンバーのキャンピングカーも多く、走っていました。

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なぜモロッコか?
これまで
 『チベットからヒマラヤを越えて、亜熱帯のネパールへ』
 『アンデスからアマゾンへ』
というツアーを開催してきました。

ボクは、地球のデコボコが現された地球儀を眺める病があるのですが(!)
大きな山脈を越えて、際立った魅力のある平野へと続くところは、
それほど多くはないのでは?

ピンポイントでよいところは、世界中に数多あるのだと思います。
でも、自転車のよさをダイナミックに活かせるところは、限られるのでは?

 『アトラス山脈からサハラ砂漠へ』
前々からモロッコはそんなテーマが可能な、魅力的なところだったのです。

ノーガキはもういいから・・・、ですよね(笑)

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日本 > ドバイ(アラブ首長国連邦) > カサブランカ(モロッコ王国) と飛びます。
ドバイの空港でアラビア語を見ると、来たぞ〜! とワクワク。

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飛行機の窓からは、雪を被ったアトラス山脈が!

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モロッコ上空は、ひたすら麦畑。
豊穣の大地が続きます。

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カサブランカに到着し、現地ガイドのラシッド氏(右)と落ち合い、クルマ移動。
自転車ツアー会社を訪ねて打ち合わせ。
簡単な挨拶の後は、すぐにディープな道の話に。
お互いに専門家ということで、会った瞬間から打ち解けて話し込むとき
自分自身がうれしくなったりします。

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そして宿へ。
旧市街の路地裏は、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。

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そしてリヤドというモロッコならではの宿。
邸宅を改装して、旅行者を受け入れているものです。
これは中庭というより、ロビー?
気分は王侯貴族!

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リヤドのテラスからは、旧市街の広場が一望。
煙が上がっているのは屋台から。
ということで早速繰り出します。

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屋台でまずはスープを。
トマト味のパスタスープ。
ウマイ!
店員もみなフレンドリーで楽しい。

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ナツメヤシやいちじくなど、ドライフルーツ好きにはたまらない屋台。
大量にGET。

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エスカルゴもここでは屋台料理。
ちょっとピリ辛がいい感じ。
モロッコはフランスの統治下時代もあり、普通にフランス語が通じます。
アフリカ、アラブ、ヨーロッパの融合を、そこここに感じます。

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心配していたのはビール。
イスラム教国なのでどこでも売っているわけではないですが、
しっかりと買えます!


-----モロッコ下見レポート 2 アトラス山脈--------------------

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モロッコはパンの国かも知れない。
パン好きとしてはたまらない。
(米も麺も大好きだけれど、飽きることなく、ほおばった!)
飛行機からの、ひたすら続く麦畑を見れば、それも納得!

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朝食後、クルマで長旅へ。
ナツメヤシとモスク(塔)が、モロッコのひとつの風景。

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モスクがそびえる山村の向こうにアトラス山脈。

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典型的な山間の村の風景。

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村を彩るのはアーモンドの花。
まるで桜のようでした。

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2260mの峠。ここからサハラに向けて、自転車で走り出します。

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フランス人グループが、ガリガリとペダルを踏みながら下っていきました。
ジャポネーゼはノンビリと、風情ってものを楽しみながら走りたいと思います。

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アーモンドの花が咲く村の道です。

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山あいのロッジ。
ここに泊まるかは考え中ですが・・・。

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地球ブラボ〜、と叫びながら下りました。

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村人ブラボ〜、でした!

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下っていくと、世界遺産でもあるアイトベンハッドウ。
気分はアラビアのロレンス。
実際、それが撮影された町(遺跡)です。

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そこで食べたタジン鍋のうまいことといったら・・・。
モロッコではタジン鍋は、毎日食べるもので、
家庭ではいろいろな食材を、日替わりで料理するとのことでした。

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フルーツも美味。
オレンジジュースの美味さといったらもう絶品。
そしてオレンジの輪切りにシナモンかけのデザートは、癖になります。


-----モロッコ下見レポート 3 オアシスを目指して--------------------
 
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おいしいパンで1日が始まる。

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モロッコでは生絞りのオレンジジュースが、あちこちにあります。
モロッコ=砂漠 のイメージが強かったのですが、それはアトラス山脈の南側。
北側は地中海に面していて、広大な麦畑、オリーブ畑、そしてオレンジの農園が
ひたすらひたすらひたすら(しつこいけど、そのくらい)続くのです。

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本番ではクルマ移動も交えつつ、山から砂漠へと向かいます。
山(モロッコでは丘?)には、地層の褶曲が、複雑なカーブを描いています。
アトラス山脈は隆起によってできた山。
なのでアンモナイトなども化石も採れ、土産物屋で売ってしました。

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前日、アップし忘れた写真です。
白くなっているのは塩。
隆起してできた山だけに、岩塩が採れるのです。
これもヒマラヤやアンデスと一緒。
ということでニワシオコレクションが、また増えました!

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アトラスを越えると、徐々にフラットになります。
地図上は砂漠ということになるのですが、さらさらの砂丘ではなく、
石がゴロゴロした「礫漠」。
遠くに見える緑が(分かりますか?)オアシス。
この中の道を進んで、オアシスを目指して行くわけです。

正面の壁を見ると、山が隆起しながら、川の浸食が進んだことがよ〜く分かってしまいます。
地球が生きている〜!

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川に沿って、細長くオアシスになっています。
こんな道を進んでいくと

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ロバに乗った子供たちがいて、

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ボンジュール!
なんて照れながら言われてしまうのです。

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この周辺の女性は、独自のデザインを纏っていました。

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舗装されたところもあります。
学校のお昼休みは2時間ほど。
生徒たちは、お昼ご飯を食べに、一旦うちに帰ります。
*タイミングを合わせて、ニッポンモロッコ合同サイクリングをしましょう!

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休憩はミントティーで。
ミントの他に数種類のハーブが入っていて、砂糖で甘くするのがモロッコ流。

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この写真は、初日の市場で見たミントティー。
こんな感じで売っているところもあります。

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これはサハラ砂漠のテントの中で入れてもらったミントティー。
毎回、味が違って楽しい!

ちなみにですが、
アトラス山脈を越えると、ベルベル人という人たちが多くなります。
詳しくはウィキペディアをどうぞ。

このサイトによると、
著名なベルベル人として、以下もありました。
  ジネディーヌ・ジダン - ベルベル系のカビル人のサッカー選手。
  澤尻リラ - 女優沢尻エリカの母。

この2人を並べてよいものか・・・。
こんな話で終わってよいものか・・・。  


-----モロッコ下見レポート 4 サハラへ--------------------

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オアシスの中の道は、ナツメヤシのトンネルになっていることも。
足元には麦が植わっている。

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途中で現れた村(の中心部)。
モスクがあって、その回りが広場になっていて、子供たちはサッカーをして遊んでいることが多い。
「ボンジュ〜〜〜ル!」と手を振ってくる!

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これはアトラス山中の写真。
山奥にも忽然とサッカーのグランドが現れる。
こんな風景、アンデス山中でも見かけたなぁ。

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これも海辺の街・エッサウィラの写真。
ホントにあちこちで、ボールを蹴って遊んでいる。
チベットのお坊さんも、袈裟をまくってボールを追いかけていた。
サッカーの力、恐るべし

ウィキペディアより抜粋
サッカーモロッコ代表
1970年のメキシコW杯に初出場、1986年のメキシコW杯でベスト16など、アフリカの中では早くから存在感を発揮。しかし、最近はワールドカップ本大会出場も1998年のフランスW杯を最後に・・・。

話を戻して・・・。

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サハラへの最後の町。
町というほどでもないけれど。

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おぉぉ、ラクダが歩いている!

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そして砂丘の末端へ。

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夕日に照らされた砂のアート。

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生を感じさせない世界かと思ったら、意外と足跡もあります。

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サハラ犬(そんなのいるのか?)も遊びに来ました。

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夜は満天の星です。
本番のツアーでは、砂丘の中で泊まろうと画策中!

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そして翌日、広大な砂の海へと、ペダルを踏み出しました。


-----モロッコ下見レポート 5 大西洋へ--------------------

サハラの後は、一路、大西洋を目指します。

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その前に泊まっていた宿の写真を。
中世の香りがあちこちに漂っています。

思えば、村に行ってもトタンやブルーシートなどをまるで見かけない。
景観ひとつにしても、伝統的なものがそのまま受け継がれているようです。
ガイド氏に聞いてみると、これまでの村の風景を、村人たちがとても大切にしているから、とのこと。
翻って、我がニッポンでは、いいところはあるけれど、それは一部の点、という感じが強い。
でも、モロッコは線、いや国全体がそんな気がします。
(すべてを知ったわけではないけれど)

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今日もおいしいパンで始まり、

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モロッカンサラダを満喫。
生野菜も本当によく食べる。
ドレッシングの味付けや、入っている野菜が、そのときで違って、それぞれにおいしい!
生野菜を昔から食べてきたということは、昔から衛生的だった、ということかもです。

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移動中に食べたタジン鍋。
牛肉トロトロでした!

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そしてクスクス。
アフリカではいろいろなところで食べます。
小粒(米の半分くらい)のパスタです。

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途中では、ロードレースのトレーニング(?)の一行ともすれ違いました。
ボクはスポーツサイクルの普及具合が、その国の経済的な具合や民度などをあらわしているのでは、とも思います。
モロッコ、恐るべし!

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大西洋が近づいてくると、アルガンというオリーブのような(もっと上質な)オイルが採れる木の林となります。

アルガンを扱う楽天のサイトより
アルガンツリーはユネスコの世界遺産にも登録されているアカテツ科の低木常緑樹です。ほとんど雨が降らないモロッコ南西部の砂漠地帯にしか生育しないアルガンツリーは、鉄の木(The tree of iron)とも呼ばれ、7年間雨が降らなくても枯れないパワーを持っているといわれています。

アルガンの木が生育する地域に住む先住民族ベルベル族は、土壌を守る強い生命エネルギーを持つアルガンツリーから採れる果実やオイルを、食用や美容として活用してきました。ベルベル人の女性にはしなやかな肌を持つ美人が多いのも、このアルガンオイルのおかげだと言われています。

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そして大西洋の街・エッサウィラ。
世界遺産に登録されている街でもあります。
その手前の緑が、アルガンの林です。

本番のツアーでは、夕日に照らされた海と街に下って行きます!

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本番でもこのラクダくんが待っている予定?!


-----モロッコ下見レポート 6 大西洋の街・エッサウィラ--------------------

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エッサウィラでは、アルガンの林の道を走りながら、大西洋からの風に吹かれて走ります。
サハラの記憶が、どこかに飛んでしまいそうなくらい気持ちいい!

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エッサウィラは15世紀にポルトガルによって築かれた港町。
西アフリカの軍事や貿易の基点だったとか。

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白壁と青に統一された格子などが、とっても美しい。
モロッコからだけでなく、芸術家が集う街として知られているようです。
街全体が世界遺産です。
ここは自転車よりも徒歩向き、です。

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街の自転車屋さん。

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魚屋さん。

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魚のさばき屋さん。

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焼き魚屋さん。
つまり市場で買って、焼いてくれるまでの流れが、すべてあります。

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あとはレモン汁をかけて頂きます。
魚だけでなく、エビ、タコ、イカなどもありました。

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このお店の外で焼いてもらって、食べたわけです。
地元の人で賑わっていました。

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お店のすぐ外は、こんな喧騒。
生活のための食料品、雑貨、土産物屋などで、人が溢れています。

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市場のスパイスを始めとするお店。
つい、いろいろなスパイスや岩塩などを買ってしまいました!

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今回、ガイドしてくれたラシッド氏。
自転車は冒険をするためではなくて、村人と出会うためのサイコーの手段、
というボクの考えに大いに賛同してくれました。
彼も「自転車は本当のモロッコが見てもらえる」と、いろいろなアイデアを出し合いました。

特にサハラの近くのオアシスの道は、彼からの提案。
旅行業を始める前は小中学校のアラビア語の先生として、村々を赴任していたとか。
そのときに教鞭をとっていたところだったり。

大西洋沿いの道も、彼が幼い頃に家族と来たことがあるからと案内してくれました。
それはそれは素晴らしい道でした。

地図で見当をつけて行くだけではなく、こちらのイメージを彼がとてもよく理解してくれたからこそ!

ちなみにですが、流暢な日本語を話すラシッド氏の日本語教師は石川さゆり、とのこと。
え???
それはというと、村で教師をしているときに、
たまたま市場で売られていた中古のCDを買ったのが石川さゆり。
その歌に感激し、その意味を知りたいと、フランス語で書かれた日本語の教科書を購入し
独学で習得したそうです。

モロッコ音楽と石川さゆりは、合い通じるものがあるとか!

というわけで、クルマで走り回り、自転車でちょっとだけ走ったモロッコの旅はおしまい。
なんて魅力的な国なんだと、今もまだ興奮状態。

9月にまた行くことを楽しみにしています!

posted by nct04 at 2011年03月14日21:38 | 海外サイクリング
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